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福岡県赤村 「石坂トンネル」九州最古の鉄道トンネル

筑豊地域

福岡県赤村 「石坂トンネル」九州最古の鉄道トンネル

福岡県赤村のご紹介

赤村

赤村は福岡県筑豊地域の東部にあり、英彦山から扇状に走った山麓に挟まれた細長い盆地で、英彦山を源流とした今川が流れています。土地は肥沃で昔から良質米が生産されており、山間部一帯では、緑と清流が作り出した素晴らしい景観に恵まれています。

建築当時のままの現役ご長寿トンネル

1895年に作られた九州最古のトンネルで、125年経った今でも田川線のトンネルとしてそのまま現役で使われています。
「石坂トンネル」には「第一石坂トンネル(33,2m)」「第二石坂トンネル(74,2m)」の二つのトンネルがあり,
「第二石坂トンネル」のほうは国の登録有形文化財に指定されています。
第一トンネルが東側(みやこ町側)、第二トンネルが西側(赤村側)のトンネルとなります。

煉瓦造りで可愛いフォルム

建設当時の赤レンガ造りの姿を現在も保っています。1999年に、文部省(現文部科学省)登録文化財に指定されています。この石坂トンネルは筑豊の石炭を若松まで運ぶため、複線化を念頭に建設されました。しかし単線としてのみ使用され今に至っています。
第二トンネルは坑門が石積みのほかはすべてレンガ積みでできています。
建設にあたり、ドイツ人でプロシア国有鉄道機械監督の職にあったヘルマン・ルムシュッテル氏を技術顧問として招きました。
橋梁、レール、機関車、客貨車などの資材をドイツから輸入し、ドイツの技術協力による鉄道の建設は当時としては他に類例がなかったそうです。

アクセス

石坂トンネルへは、平成筑豊鉄道の「源じいの森温泉駅」下車、徒歩約3分。すぐお隣です。
駐車は、「源じいの森温泉」または「研修センター・キャンプ場」の駐車場を無料で利用できます。
是非お立ち寄りください。

合わせてみたい!煉瓦造りの陸橋内田三連橋梁(みつあんきょう)も可愛いよ

内田三連橋梁(みつあんきょう)も石坂トンネルと同じくレンガで作られている陸橋です。
こちらも趣のある三連のアーチがとっても綺麗で可愛い。
こちらも登録有形文化財で、上流側壁面には切石が貼られているが,下流側は複線化を考慮し凹凸をつけて煉瓦が積まれており、裏表での見た目が違うのもポイントです。

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